2004年12月19日 横浜散策

本日は、少し遠出をして横浜へ。
鎌倉へはよく出かけますが、横浜に出向いたことはありませんでした。
期待しながら到着した横浜。感想は・・・素晴らしい人々との出会いと落ちついた風景に感動、です。

ルート

横浜中華街(食事)・・・メモNo1

山下公園・・・メモNo2

放送ライブラリー日本新聞博物館・・・No3

メモNo1 横浜中華街

午前中に東京を出、お昼前に横浜中華街最寄駅に到着。
まずは、中華街で腹ごしらえ、ということで街中を散策。
思った以上に広い中華街に迷いました・・・また、休日のためか人が大変多かったです。
しかし、その分、中華街の熱気はより強く感じたようにも思います。
街頭で肉まんや天津甘栗を売っている店員さんが威勢良くて気持ち良いですね。

お昼ご飯を食べたのは、豊明楼という中華料理屋さんです。

・中華料理 豊明楼

 〒231−0023
 横浜市中区山下町150番地(中華街大通り中央)
 Yahoo!地図:http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.26.24.954&el=139.38.55.098&la=1&sc=1&CE.x=245&CE.y=292
 TEL:045−662−6571
 グルメガイド:http://ntec-asp.jp/china/tenpo.jsp?code=260

頂いたのは、香港セット。メニューは、メインディッシュ*1と白米、若鶏のから揚げ、サラダ、コーンスープ、シュウマイ、ザーサイの漬物、そしてデザートの杏仁豆腐。これで1260円です。僕は野菜と海鮮炒めを選びましたが、あっさりして本当に美味でした。更に、おかわり自由のお茶が、これまた美味い。ジャスミン茶ですが、香り上品で口当たり良く、飲んだ後は心がホッとする。ごちそうさまでした。1枚目の写真は「謝謝!」と書かれた黄色く可愛らしいカードをうつしています。これは、豊明楼の会計用カードなのです。綺麗ですよ。

豊明楼を出、途中で肉まんを頬張ったりしながら山下公園方面へ。

メモNo2

僕は鎌倉の由比ガ浜から眺める海が大好きなのですが、山下公園から眺める波のたゆたいもまた、浜辺から見る海の息吹とはまた違った趣があります。かもめが沢山目の前を横切っていく様も新鮮で、すぐ目の前に見える巨大なフェリー船や、つばめ1号等と名のついた漁船、観光客を乗せて揺れる屋形船のような遊覧船の、ボボボ・・・、というエンジン音が情緒を掻き立てます。
小さな子どもさんを手に引いた家族連れも多く、心和みました。

公園を経由して、県庁などを横目に見ながら横浜情報文化センターへ。

メモNo3

横浜情報文化センターでは、放送ライブラリーと新聞情報博物館ニュースパークに行きました。
(ここが今回の目的でした。なお、2施設は同じビルに入っています)
放送ライブラリー
 http://www.bpcj.or.jp/
・新聞博物館ニュースパーク
 http://www.pressnet.or.jp/newspark/index.html

放送ライブラリーは、情報文化センターの8、9階にあります。
8階では、専用のモニターを使って、NHK・民放・短波放送・横浜市のこれまでの放送記録を閲覧できます。テレビ、ラジオ、短波のデータベースが残っており、希望すればその番組を視聴することができます。僕は、NHKのある番組を視聴したくて出向いたのですが、生憎、その番組は登録していませんでした。ドキュメントについていえば、Nスぺ等の大型企画は網羅されているのですが、良質だけれど小さな企画は登録されておらず、少々残念に思いました。データベースがもうちょっと揃ってくると、すごく良い端末になると思うのですが・・・
9階では、テレビ放送の歴史の勉強と、テレビ現場の擬似体験が行われています。パネルを使ってわかりやすくテレビの歴史が解説されたり、大型スクリーンで昔の人気番組を再現したりすることが可能です。*2
体験コーナーでは、スポーツ中継のカメラ切り替え編集体験や、クロマキーを用いたアナウンサー体験が可能です。僕も立ちリポ体験をやってみましたが、どうしても早口に・・・そして、リアクションが小さくて、ニュースを他人事っぽく伝えてしまう・・・自分では、結構リアクションをつけたつもりなのですが、なかなか難しいものです。良い勉強になりました!

同ビルの3階では現在、東京新聞の歩みを期間限定で展示しています。
歴史的な記事を新聞がどう伝えたか等、新聞と日本の歴史の振り返りが行われています。
また、4階では新聞の常設展が行われていますが、この展示は素晴らしかった。
時間の関係でじっくり鑑賞できませんでしたが、途中で非常に親切で感じ良い、そして何より、新聞や文化が好きなのだなあ、勉強が好きなのだなあ、と微笑ましくなってしまうTさんというスタッフの御老人から、色々と楽しい新聞の話題が聞けました。更に、貴重な資料なども別途御用意下さって、見ず知らずの一介の来場者に親切にしてもらって、有難い限り。
この場をかりて、改めて御礼申し上げます。Tさん、ありがとう。
5階も新聞展示。整理記者の仕事体験や新聞広告の体験もできるそう。閉館時間が迫っていたので、こちらも余り楽しめず。今度じっくり。

2枚目の写真は、ニュースパークのチケットです。放送ライブラリーは原則無料ですが、新聞博物館は入館のみ有料です。しかし、その価値はあります。両者を比較して改めて痛感したのは、テレビはまだまだ刹那的だということ。デジタル化が進んでも、人間が入力しなければ、映像記録は残っていかない。端末のドキュメンタリー企画の選択は良くも悪くも必要最低限だ。
一方、対して新聞、というよりも、文字データの蓄積性は高い。そもそも、新聞は書かなければ流れない報道媒体だ。一度流した情報をわざわざ再入力しなくても、流せばそれが記録になっている。
展示物も、新聞博物館のものの方が重みがあったのだ。説得力がある。事実として、新聞の方が歴史は長いが、それでも強いなあ、と実感。放送ライブラリーに期待して行ったはずなのに、新聞博物館の方に惹かれてしまった。
とはいえ、テレビもまだ半世紀。インパクトでいえば、やはり映像は凄い。これからどんどんデータ性も高まってくるだろうなあ。


3枚目の写真は、豊明楼で購入したジャスミン茶の葉を自宅のキュウスに入れたところのもの。
お店で飲んだものと同じくらい、美味しい。素晴らしい!
一袋105円で20人分飲めるそうだ。素晴らしい!
美味しく飲みました。ごちそうさま。


横浜ありがとう。また行きたいなあ。今後ともよろしくね。

*1:野菜と海鮮の炒め・エビチリ・チンジャオロースから一品選択するというスタイルでした。メニューは日によって変わるかもしれません

*2:僕が行った時は、誰かが東京ラブストーリーを見ていた・・・