2006-01-01から1年間の記事一覧

以前に訪問していたものの、まだBLOGにアップロードしていなかったお店のメモを発見しました。 随時ポケットに携帯していたメモ帳に(100円とか200円くらいの安価なメモ帳を集めるのが好きで、たくさん持っているのです)お店の情報を記録しているもので、紙…

「日本の古本屋」さん(http://www.kosho.or.jp/)から頂いたMLより以下、一部抜粋させて頂きます。 (文章使用に伴う権利関係で問題等あれば、御手数ですが御一言願えれば幸いでございます。すぐに削除等対応致します)◆ ◆ ◆11月3日。102歳の古本屋が…

大学生時代にアルバイトさせて頂いていた、大山堂書店さんの店長さんBLOG(http://taizando.koshoten.net/info/modules/wordpress/)経由で見つけたサイトを、こちらでも紹介させて頂きます。文京区(本郷、谷根千、茗荷谷近辺)の古本屋さんの紹介サイトで…

シェークスピアによれば、「人生はただ歩き回る影法師、哀れな役者だ。出場の時だけ舞台の上で、見栄をきったりわめいたり、そしてあとは消えてなくなる」ということなのだそうだが*1俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが描くT.CAPOTEその人は、影法師に過…

道を

執筆がすっかり遅くなってしまった。 アンナ・ポリトコフスカヤ氏(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%A4)死去。冥福を。(今回の場合、こういう…

僕の実家がある香川県内の(新刊)本屋業界で一大勢力を誇り、今や中四国地方を中心に全国各地で店舗を構えている宮脇書店が(http://www.miyawakishoten.com/)この夏に大胆なリニューアルを敢行した模様。景気回復と叫ばれている影響かどうかは不明ですが…

本BLOGが30000ヒットを突破致しました。ブックマーク等からお越し頂いている皆様、検索エンジン等を通じてお越し頂いた皆様に深く御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。 おとといの深夜に見たらカウンターが29999を示していて「おお、きわどい!…

知人が、1歳3ヶ月になる彼女の息子と共に我が家を訪問し、今週末を共に過ごした。結論からいうと、とても、それはとても、幸福な2日間であった。 ◆ ◆ ◆ 正直なところを言うと、僕は人見知りが激しい方だし、一人っ子であることも関係しているのだろうか(…

古本屋のデータを、もっともっと充実させていくべきなのだが、なかなか詣でる時間が無く、或いは、少々時間に余裕ができても何となくお気に入りの古本屋に足を伸ばして(保守的!!)一日を終えてしまうものだから、新規開拓もままならない日々が続く。 一方…

板橋区の商店街にある古本屋さん。文庫と漫画本の品揃えが特に多くなっています。品揃えも硬軟織り交ぜ、現代作品が多めながら充実しています。住所〒173-0004 東京都板橋区板橋1丁目49-4 グランホース 1階Yahoo!地図:http://map.yahoo.co.jp/print?lat=35…

北区滝野川の古書店。住所は北区なのですが、滝野川6丁目は板橋区と境を接している地域ですので、板橋のカテゴリに含めて編集しております。JR埼京線・板橋駅の東口を出ると、ロータリー越しに近藤勇・新撰組局長を鎮める墓が目に入ります。(近藤の処刑場…

北区の古書店。 とはいえ、JR埼京線・板橋駅東口を出てすぐの本店(http://d.hatena.ne.jp/oldbookstore/20060502 にてレポート済)から至近のため、板橋のカテゴリに入れておきます。 (具体的には、本店から駅を背に国道に向かって直進していく。国道にぶ…

2006年4月29日に行われた第2回一箱古本市(http://sbs.yanesen.org/hako1/)に関係された皆さん、ご苦労様でした。 前回の開催では、やる気全開とばかりに店主として参加した当方でありましたが、今回は店主どころか、お客さんとしても参加できない…

ここで静かに嘆かせてくれ

以前、某電車に乗っていると、小奇麗な身なりの親子に出くわした。神経質そうな母親と小さな子ども。甲高い母親の声が、車内中こだまする。 「あの問題はどうだったの?できたの?」 「計算問題はどうなの?」 「どういう公式で解いたの?ここで言ってみなさ…

あれか、これか

新書の中毒性は、意外と侮れない。単なるブームで終わらせるのは勿体無いような。 【新書マップ】 http://shinshomap.info/継続は力なり。 【松岡正剛氏による大量の書評】 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html 継続は力なり、を痛感しているのだが…

新年度だ

4月1日。桜が綺麗だ。 この1年、周囲から「成長した」と言って頂けた。大変有難い。しかし。しかし・・・それは、学生時代の考え方が余りにも甘かったことに気が付いて、温室から外に抜け出たことに伴う自然な帰結である。このくらいの精神的成熟は普通、…

営業時間・住所・問い合わせ先 Etcオンライン専門の古書店です。「都電の走るまち、東京は荒川区町屋、隅田川のほとりにあります。オンラインのみ、店舗はありません」とのことです。E-mail machiya-do@fiberbit.net古本屋・町屋堂 HP http://www.fiberbit.n…

前回の記事で「人の命を救うことだけで医道事足れりとして良いものなのか」等と、深刻そうに問題提起をしておきながら、何食わぬ顔でその後の生活を送っていたものだが(自己嫌悪に陥るのは、こういう時だ。解決できず先延ばし。思考停止。Cf.ペンディングが…

まだ本当に幼い頃、傑作「ブラックジャック」を読んで「ボクはお医者さんになるよ」と突然、夕飯の席で発言し、家族を驚愕させた甘い(苦い?)経験を持つ。その後、自分の鼻血を見ては卒倒し、剥離骨折して左手首の骨が皮膚の方にまで浮き出てきた折には「…

営業時間・住所・問い合わせ先 Etc オンライン専門の古書店です。E-mail order@ub-carrot.comUsed Books CARROT HP http://www.ub-carrot.com/index.html特徴 ・絵本、児童書の取り扱いが非常に豊富です。 ・特に、福音館書店(http://www.fukuinkan.co.jp/i…

2月期の「浦和宿古本いち」に行って来ました。期日は本日(23日)から日曜日26日まで。今回は比較的ゆっくり見ることができて、良かった良かった。100円棚から文庫や新書を幾冊かと、またも「東京人」誌を一冊買う。1998年発行の「東京人」だっ…

なんという特徴も無い何気ない小さな本屋に入って、とある文庫本を手に取ったのだが、そこに一枚のポストカードが挟まれていることに気付いた。栞にでも使っていたんだろうか。静かな存在感と自然な佇まいを残して、「この本は俺の住処だ」とでも言わんばか…

うれしい

【独り言】 仕事であれプライベートであれ、誰かが喜んでくれるというのは、どれだけ強がってみても、やはり一様に嬉しいものだ。誰でも出来ることをしたのではないとき。「あなただから」と言ってくれるとき。嬉しい。 しかし一方で、その嬉しさを覆い隠し…

ねこねこ

27時間、家に帰れなかった。27時間労働の隙間に猫を見つけた。ぐーたらデブ猫と凛々しい黒猫。ぐーたらデブ猫は他者に触られるのが嫌いみたいで、撫でようとするとジワリとこっちを睨んでくるくせに、人懐っこさを示そうとでもするかのように自分からは…

対照的な2人の裁判官がいる。 一人は(仮にA判事としよう)印象として事務的に裁判を進行する神経質そうな男性。手続きは機械的。人の一生を決める判決文も、淡々と読み上げる。聞いていると眠くなる。実際、傍聴人の多くは大概、居眠りしている。 もう一人…

毎月一回、さいたま市浦和区で開かれている「浦和宿古本いち」(詳細は、http://d.hatena.ne.jp/oldbookstore/20050626 のエントリ等を参照下さい)に出向いた。今回は1月期である(1月26日〜1月29日) 久々に足を運んだ、という印象が強かったが、振…

へなへな

「これ結構、日本列島へのインパクトでかいぜ!」と暖めていた視点を、鮮やかに見ず知らずの人に奪われた・・・もう1年近く調べてきたのに。しかも非常に表面的な方法で奪われた。これじゃあ、何をやっても後追いじゃないか。もう、いらんことするなよ。 相…

学生時代にアルバイトしていた古書店に(http://taizando.koshoten.net/catalog/index.php)ようやく新年の挨拶に行けました。しばらくお邪魔していなかったので、本の顔ぶれも結構変わっていて、大変素晴らしいひと時が過ごせました。 社長さんと、とりとめ…

菊坂周辺の景色。児童公園の遊具、民家、銭湯、標識・・・瞼を閉じれば、ついこの間まで住んでいた頃の記憶。穏やかな日常。「明けましてどうも」近所の人々が交わす声。「どうも有難う」よく通っていたコロッケ屋のおばさん。「冷えるねえ!」小さな商店の…

祖父に見送られ、いつも以上の惜別を憶えながら故郷を後にした。岡山駅から乗り換えた東京行きの新幹線「のぞみ」の静寂が、切ない。何度も行き来してきたはずの行程なのに、初めて巣立った日のような、新鮮で苦しい距離がそこにある。 右隣の座席には、上品…