2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

“今日はどの古書店に行こうか・・・”等というように、予め目星をつけて古本巡りをなさる方はどの程度いらっしゃるのでしょう?また、そうした方々はどういう方法で古書店を探し当てているのでしょう?ふと、自分が古書店を訪ねる時のパターンを考えてみると…

卒業式

「戦後、”自由を履き違えるな”と教師に言われ、私はずっと自分が自由を履き違えているのではないか、と不安に思ってきました・・・」 大江健三郎氏の独特な語り口が、講堂に響く。壁や天井に低く、静かに反響しながら氏の声は振動する。その声に耳を傾けなが…

卒業式前日

明日は大学の卒業式です。 一年の浪人と、一年の留年。周囲からは、贅沢な時間の使い方をしたね、という言葉をよく頂きますし、自分自身でも心からそう思います。沢山の人との貴重な出会いがあり、学びがあり、苦しいこと/不安なことも数え切れない程あり、…

「肝臓がん てやんでぃ」病魔を吹き飛ばすような威勢の良い掛け声が、毎日新聞夕刊社会面を飾ったのは2005年3月14日のこと。「大工調べ」という見出しタイトルの左下に、優しい笑顔の老人男性が一人、佇んでいる写真があります。その柔和な笑顔からは似つか…

3月19日付の拙Blogでも紹介させて頂いた(http://d.hatena.ne.jp/oldbookstore/20050319)即売会「本のバザール」に本日、行って参りました。 チラシやウェブ等の雰囲気を見る限りで、アンダーグラウンド・ブック・カフェ(http://underg.cocolog-nifty.com/…

3月20日付の南陀楼綾繁さんのBlog(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/)にて、アナウンスがありました。「不忍ブックストリート」という企画について情報を発信するサイトがオープンしたとのことです。今後、「不忍ブックストリート」に関わるアナウンスは、…

イベントの紹介です。「本のバザール」という古本即売イベントが、3月20日(日)3月21日(月祝)3月22日(火)の3日間にわたり、東京古書会館*1地下1・2階を用いて行われます。本のバザール HP http://www.bookbazar.jp/「絵本とその周辺」というテーマを特…

本日を以って、古書店でのアルバイトを終えさせて頂きました。11月にアルバイトを始めてから、今日まで四ヶ月。文字通り“アッ”という間でした。早かったなあ。アットホームなお店の雰囲気と優しい関係者(店主さん、店長さん、店主さんの御家族)の皆様。僕…

【アルバイト】 古書店アルバイト日記Vol.19

神田の古書店。神田、といっても、古書街のど真ん中にあるというのではなく、ちょっと御茶ノ水寄り。明治大学リバティータワーと神田の三省堂書店のちょうど間くらいにあります。明大から三省堂に向けて大通りをずっと歩いていれば、文庫を並べた均一ワゴン…

 営業時間・住所・問い合わせ先 Etc

渋谷区恵比寿の洋書専門店。JR恵比寿駅から徒歩数分の場所です。大通り沿いにありますが、ビルの3Fに入っているので注意していないと見落としてしまうかもしれません。ビルの入り口に「GOOD DAY BOOKS」と書かれた看板があるので、どのビルに入れば良いかは…

大学図書館が売却した思想哲学関係の本をひたすら入力しました。哲学史関係の学者さんに謹呈された本の中に、薄桃色の便箋2枚が挟まっています。筆ペンで流れるように書かれた上品な文字。趣味が悪いとはわかっていても、中身をチラッと読んでしまう。女性…

所用から、世田谷区は砧へ足を伸ばしてきました。出かけた時分(11時頃)は柔らかな太陽の光が心地よく、マフラーをしていると汗をかいてしまう陽気。本郷の梅の花たちも暖かそうに伸びをしている。 砧で目的を果たした後は、そのまま徒歩で世田谷公園*1に出…

【散策】 世田谷散策

今回の入力では旧字体に悩まされました。対象とした本は明治・大正期の歴史書や哲学書。例えば、佛(仏)とか國(国)、傳(伝)などは、日常生活でも目に触れる機会が比較的に多いし、変換候補としてもちゃんと出てくれるので問題ないのですが、禪(禅)な…

卒業

ここ数日、大学卒業に関わる諸手続きでバタバタしており、更新ができませんでした。申し訳ありませんでした・・・。大学にて卒業者決定掲示があるとのことで、出向いてきました。 春休み期間中だというのに、大学の周辺が非常に騒がしい・・・。何だろう、と…

今日は視覚芸術関係の本を入力しました。映像関係のレトリック集とでもいうのか、映画を撮る時のカメラ技法やシーン編集、演出法などを紹介している本があって、なるほどこれは面白い、と心の中で思ったりしながら作業を進めました。 それにしても、今日は雪…

【アルバイト】 古書店アルバイト日記Vol.16

神楽坂を散策してきました。以前訪れた時に偶然迷い込んだ路地の、視界一面に敷き渡る石畳の美しさを思い出して、ああもう一度あの路地に行きたいなあ、と心に呟きながら、地下鉄に乗り込みました。神楽坂は、訪れる場所によって、その顔をコロッと変えてし…

【散策】 神楽坂散策