実家のある四国の香川県に帰省して参りました。
折に触れて思うのですが、例えば、高松なんかだと、リバー書房などの結構水準の高いお店があるにも関らず、東京に比べると個々の古書店の認知度は低いんですよね。
これは香川に限ったことではなく、大方の地方に共通していることだと思うのですが・・・

順調に今年、大学を卒業し今の内定先に就職できれば、数年間は地方に配属されるので、その時もまだこのBLOGが息長く続いていれば地方の古書店もまとめていきたいと思っています。その背景には、東京の古書店に比べて地方の古書店のレポートが格段に少なく、そのことが地方古書店と首都部の古書店の差も派生的に生んでいるように思うためなのです。*1

地方の古書店のデータを地道に載せることで、とりわけ、古書に敏感な人数も相対的に多いだろう東京の方々が*2「あっ、地方にこんな店もあるのか。探していたイメージとぴったり」等と思ってもらえ、その古書店さんとオンライン/オフラインを問わず、お付き合いできるきっかけ作りも出来ればなあ、と思います。利益ではなく、出会いという視点から、地方と東京の格差が無くなれば良いのになあ、と、ふと思う事もあります。

そこで、この一週間ばかり、時間があれば地元香川の古書店もまわってみようかな、と思っています。とはいえ、恥ずかしながら僕も例に漏れず、地方の古書店には疎いんです。良いお店を紹介できれば、とは思っているのですが・・・どうなることやら。

*1:現在は、日本の古本屋やamazonなどで通販もネットから簡単にできるので、利益という視点でみれば、地方と東京の格差もそれ程無いのかもしれません・・・

*2:そもそも、人口数からして東京はスゴイですものねえ。実家に帰ってくると人の少なさにビックリしてしまいます