oldbookstore2005-06-26


6月23日に書いた浦和の古本市(浦和宿古本いち)ですが、土曜日の日中に訪れてみたら、まだ開いていました。終わっていたと思っていた分、嬉しさもひとしお。いやあ、良かったなあ。どうやら僕が開催日時を勘違いしていたようです。正確な開催日程と場所は、
【開催日時】
・6月23日〜6月26日 10:00〜17:00(雨天中断)
【場所】
・さくら草通り「ユザワヤ」前
JR浦和駅を出て、伊勢丹などの入っているデパートビルの方へ歩きます。デパートの裏側の方へまわると商店街が広がっています。その商店街の「さくら草通り」というストリートを使って市場は開かれています。目印は、ユザワヤhttp://www.yuzawaya.co.jp/)という手芸店の浦和店舗。ユザワヤ浦和の地図(さいたま市浦和区高砂2−5−14)は、http://www.yuzawaya.co.jp/information/mise_ura.html
【古本市の地図】
http://www10.plala.or.jp/saitamakosho/sokubai.htm
Yahoo!地図:http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.51.16.333&el=139.39.24.423
更に、この古本市は毎月一回、四日間をかけて市場を開いているようです。参考までに、7月と8月の予定を書いておくと、
【今後の予定】
・七月は、7月7月〜7月10日
・八月は、8月25日〜8月28日

チラシによると、この古本市は、「市民の手で“まち”を活性化しよう」という願いのもとに昭和57年から22年も続いている歴史ある古本市なのだそうです。100円均一台に並ぶ本から、重厚な全集ものまで、四万冊余りを販売しています。
実際に見てみると、結構しっかりとした品揃え。素晴らしい。小ぶりな市ではありますが、偏り無いバラエティ性の高い本にしばし魅せられる。学術的な専門書も渋いところを押さえているし、絵本や写真誌など、趣味で読んだり子どもさんと気軽に読める本もちゃんと並んでいる。本当に町の人の目線にある市だと思いました。(小学生くらいの子どもたちが、友人と連れ立って漫画や文庫小説を、これが面白いよ、あれが良いよ、などと言い合いながら探す光景を沢山見たのが印象的。そういえば、東京の古本市では、あまり子どもって見かけなかったな・・・)

暑かったこともあってか、お客さんもほどほどで、非常に快適に本を読めました。東京と比べて人口が少ないし、浦和は県内でも落ち着いた町なので、市場周辺もそれほどゴミゴミしていない。東京の青空市は、人が多すぎて(本を読んでいても後ろを通り過ぎる人が、ひっきりなしに背中にぶつかってきたりして)余り集中して探せないから少し苦手なのです。今回はそんなストレスもなく、大体全ての陳列本を把握して帰ることができました。これぞ至福であることよ。
写真は古本市の一コマ。