アルバイト

本BLOGが30000ヒットを突破致しました。ブックマーク等からお越し頂いている皆様、検索エンジン等を通じてお越し頂いた皆様に深く御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。 おとといの深夜に見たらカウンターが29999を示していて「おお、きわどい!…

アルバイト先(だった古書店)の店長さんが書かれているBLOGにて、店主さんが疲労骨折されたという記載があり、びっくり!今日は研修も休みで時間に余裕もあったので、根津の八重垣煎餅(お店のURLは、http://www.yaegakisenbei.com/index.html です。お店の…

社会人生活が始まったこともあり、これまでお世話になったアルバイト先の古書店へ改めて挨拶に行ってきました。いつもと変わらない空気が流れていて、ああ良いなあ、とリラックスさせてもらいました。さて、新生活が始まりました。まだ研修期間中ではありま…

本日を以って、古書店でのアルバイトを終えさせて頂きました。11月にアルバイトを始めてから、今日まで四ヶ月。文字通り“アッ”という間でした。早かったなあ。アットホームなお店の雰囲気と優しい関係者(店主さん、店長さん、店主さんの御家族)の皆様。僕…

大学図書館が売却した思想哲学関係の本をひたすら入力しました。哲学史関係の学者さんに謹呈された本の中に、薄桃色の便箋2枚が挟まっています。筆ペンで流れるように書かれた上品な文字。趣味が悪いとはわかっていても、中身をチラッと読んでしまう。女性…

今回の入力では旧字体に悩まされました。対象とした本は明治・大正期の歴史書や哲学書。例えば、佛(仏)とか國(国)、傳(伝)などは、日常生活でも目に触れる機会が比較的に多いし、変換候補としてもちゃんと出てくれるので問題ないのですが、禪(禅)な…

今日は視覚芸術関係の本を入力しました。映像関係のレトリック集とでもいうのか、映画を撮る時のカメラ技法やシーン編集、演出法などを紹介している本があって、なるほどこれは面白い、と心の中で思ったりしながら作業を進めました。 それにしても、今日は雪…

主な作業は著名な作家の全集入力作業でした。全集は傍から見ている分には重厚な趣で、「これぞ古本!」という空気を醸し出しているのですが、扱う段になると、なかなか手強いものがあります。全集には月報がついています。これは、編纂に関係した人や全集に…

今日は、以前(アルバイト日記Vol.13 http://d.hatena.ne.jp/oldbookstore/20050216)に書いた学者さんとはまた別の学者さんが売却された本を入力しました。専攻が変わればここまで売る本のラインナップも変わるんだなあ、と、専門書籍の多様さに改めて驚き…

 2005年2月16日執筆

読まなくなった本を売却にいらっしゃる方は、あまり統一感の無い本をダンボール箱などに入れて持参*1されることが多いのですが、中には文学とか建築とか、あるいは美術書とか、何かしらの一貫性を持った本を持ち込まれる方もいらっしゃいます。更には、ある…

 2005年2月7日 今日のアルバイト

今回も、本の間に挟まっていたものシリーズです。本日はいつもと毛色が違い、非常に私的な色彩の濃いものが出てきて、驚いてしまいました。一つ目は、何と“へそくり”。かなり古い本だったので出てきたお金は旧札だったのですが、しかし、見つかった額は馬鹿…

 2005年1月31日 今日のアルバイト

大型の古典洋書入力作業。セットものなどは、数万円もの値が付きます。貧乏性なので、高価なものは入力する時に少し緊張します。ギリシャ古典の研究者の方が一括で売却なさった洋書類の整理も頼まれました。が、本が溢れ過ぎていて、何処から手をつけて良い…

 2005年1月24日 今日のアルバイト

アルバイト日記Vol.9にて、洋書の間から有名な出版社の原稿用紙と訳文メモがたくさん挟まっているのを見つけた、と書いたのですが、今日もまた、別の洋書から同じ原稿用紙が出てきました。筆跡もすごく似ている。専門的で結構、難解な洋書なので、素人さん…

今日は洋書の入力作業。ある哲学系の洋書を入力していたところ、本の間にまた、何か挟まっています。見ると、原稿用紙。用紙の表には何も書かれていませんが、裏にその本の翻訳メモらしき書き込みがあります。恐らくは、前の持ち主が翻訳の趣味か何かがあっ…

 2005年1月18日 今日のアルバイト

年末から新年にかけて、一年の区切りと始まり、というキリの良さもあってか、大型の古書市が開催される頻度も増えてくるように思います。それにあわせて、アルバイト中にも、それに関する準備を手伝ったり、会場に出向いて手伝ったり、といった作業が増えて…

 2005年1月14日 今日のアルバイト

新年明けて初めてのアルバイトです。実家で手伝いをして東京に戻るのが遅くなったことなどもあり、随分とアルバイト先には迷惑をかけてしまいました。本当に申し訳ない気持ちで一杯です。 さて、本日も相変わらず入力作業です。しかし、いつもと違い、入力す…

2004年12月21日 今日のアルバイト 【古書業の格言】

年末になると、大型古書市の回数が増えてきます。 古書市は大きなデパート(京王、松屋、伊勢丹など)や、古書会館、商店街などで開催されます。全国各地の古書店が大催しもの場などを利用して、大々的に商品を売り出すバザーのようなものです。*1最近は、そ…

2004年12月17日 今日のアルバイト

勿論、古書に限った話ではないのですが、背表紙側すぐのページには、しばしば著者や訳者・解説者などの略歴が載っていることがあります。 一般的には、生年や学歴、研究歴などが無味乾燥気味に書かれているのですが、稀に、細かくプロフィールが記載されてい…

2004年12月13日 今日のアルバイト

12月6日のアルバイト日記でも書きましたが、古本の中には前の持ち主さんが挿んだまま忘れてしまっている栞や領収書などが依然として挟まっていることがあります。 そんな不意な忘れ物に出会った時は、化石を見つけた考古学者のように、「おおっ!当たった」 …

 店主さんとの対話メモ 【職人としての古書業とブランディング】

業務終了後など、飲み会や食事会の席で店主さんらスタッフの皆さんとお話させて頂くこともあります。 古書店や古書業界の色々なトピックが現場の一線で働いている方から聞ける機会はそうそう無いので、大変興味深く聞いています。店主さんの言葉で印象に残っ…

2004年12月6日 今日のアルバイト

相も変わらず入力作業が続きます。 本日は洋書(英語、ドイツ語、ラテン語、ギリシァ語)の入力が多く、骨が折れましたが、それでも途中から和書が何十冊か入ってきたので少しは楽でした。 古書への書き込み 古書を買って、中をよくみてみると、鉛筆や朱筆で…

 2004年12月3日 今日のアルバイト

入力作業 ウェブの普及もあいまって、どんどんインターネットを介した古書売買手段が増えています。 例えば、ウェブ目録、ウェブ注文、ウェブ探求書などなど・・・ お店に直に出向いて目録や書籍を確認するのは、ただでさえ、なかなか骨がおれますが、それが…